第2回気候変動適応プラットフォーム国際会合がアイルランドで開催

開催日 2019年10月10日
開催地 アイルランド/ダブリン

国立環境研究所気候変動適応センターが運営するA-PLATでは、気候変動やその影響に関する情報を一元的に発信するとともに、国内の適応に関する取り組みを支援するプラットフォーム”A-PLAT”を構築しています。こうした取り組みは海外でも行われており、その知見を共有するため、国立環境研究所は昨年、気候変動適応プラットフォーム国際会合を東京で初めて開催しました。

第二回会合となる本会合はアイルランドのコーク大学が主催し、第一回会合の出席国であるアイルランド、オランダ、英国、ドイツ、EUに加え、オーストリアとカナダが加わり、プラットフォームが提供する気候サービスのあり方とユーザーとの連携について、各国の事例を参考にしながら活発に意見交換を行いました。

日本からは気候変動適応センターの肱岡靖明副センター長が出席し、第一回会合で得られた知見を基に執筆中の論文の進捗状況を報告するとともに、気候変動適応センターと地域気候変動適応センターの連携について紹介しました。

活動範囲を広げつつある本会合をきっかけに、英国・オランダ・アイルランドのEU加盟国と日本・カナダ・オーストラリアによる国際プロジェクトが立ち上がることになり、11月につくば市内の国立環境研究所で開催される第三回会合で詳細を話し合うことが予定されています。

(2019年10月23日掲載)

ページトップへ