気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)
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The 3rd International Climate Change Adaptation Platforms Meeting

開催日 2019年11月28日(木)-29日(金)
開催地 茨城県/つくば市

2019年11月28日-29日の2日間、つくばの国立環境研究所にて第3回国際気候変動適応プラットフォーム会合を開催いたしました。日本を含め10か国から14名の研究者や実務者が参加しました。本会合は昨年東京にて第1回 、今年の10月にアイルランドのダブリンで第2回が開催されています。

初日(11月28日)は、各国の適応情報プラットフォームの活動についての意見交換が行われました。午前中は国立環境研究所の研究者が現在行っている適応に関連する研究や活動について講演を行い、参加者との質疑応答や意見交換が行われました。午後のオープンセッションでは、海外の適応情報プラットフォームを運営する研究者や実務者が各国の取組みについて紹介しました。それぞれのプラットフォームの運営についての話に加え、政府や自治体への知見の提供、適応計画策定のためのツール開発、ユーザーのニーズに合ったコンテンツの提供方法、他の情報プラットフォームとの連携、SNSの活用やTCFDについての分析など、多岐にわたるテーマで議論が行われました。

2日目には、EUと日本、オーストラリア、カナダの間で進められている適応情報プラットフォーム間での知見交換のためのプロジェクト、Stepping-Up Knowledge Exchange between Climate Adaptation Knowledge Platforms(KE4CAP)についての会合が開かれました。KE4CAPはEuropean Commission Strategic Partnerships for the Implementation of the Paris Agreement (SPIPA、欧州委員会パリ協定の実行のための戦略的パートナーシップ)から資金援助を受けており、日本からは国立環境研究所がA-PLATの運営者として参画しています。このプロジェクトでは、適応情報プラットフォームの活用でどのような価値を生み出せるかについて評価すること、課題や教訓をまとめ報告書として共有すること、適応情報プラットフォームの比較分析を行うことを目的としています。今後は、2020年に日本、オーストラリア、カナダの各国にて知見交換のためのイベントを開催し、それらの総括のため11月にデンマークのコペンハーゲンでワークショップが開かれる予定です。また同年4月にインドで行われるAdaptation Futures 2020においても関連イベントを予定しています。さらに、これまでの会合の成果を論文としてまとめるための議論を行いました。

国立環境研究所はこれらの活動に引き続き参画し、A-PLATの一層の強化に向け、適応に関する知見の収集やこれまでに積み上げてきた知見の世界への共有に取り組んでいきます。

(2019年12月23日掲載)

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