ライチの産地化

掲載日 2018年12月13日
分野 農業・林業・水産業
地域名 九州(宮崎県)

気候変動による影響

宮崎県では、地球温暖化を逆手に取った亜熱帯性果樹の生産振興が進められています。マンゴーに続く品目としてライチに着目し、生産に取り組んでいます。

平成25年度にはライチの初出荷を行い、輸入果実にはない色や味、食感などから市場から高い評価を受けています。マンゴーで培った技術を応用しつつ、現在はライチの安定的な栽培技術の確立に向けて技術開発を進めています。ライチは収穫後の品質低下が著しいため、収穫後の鮮度保持技術の研究もおこなわれています。今後は更なる品質向上や安定生産に向けた技術検討を行い、産地化を目指しています。

図1 希少性の高い国産ライチ
(出典:宮崎県ウェブサイト「第七次宮崎県農業・農村振興長期計画」)
図2 貯蔵14日目の果実外観(左から0℃、5℃、10℃、常温)
(出典:宮崎県総合農業試験場「総合農試だより第172号」)
出典・関連情報

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