気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)
パソコンの検索マーク
携帯の検索マーク

生物季節モニタリングの調査員募集

募集概要

生物季節現象を、決められた場所で継続的に観測してくださる調査員を募集しています。国立環境研究所気候変動適応センター(以下、CCCA)スタッフと連絡を取り合いながら観測し、成果を全国的に共有するとともに共著の論文としてまとめます。必要経費の負担はご相談に応じます。観測する生物季節現象は、過去に気象庁が観測してきた種目から選んでいただきます。場所は、過去に気象庁が観測してきた場所の近傍が望まれますが、継続観測がしやすい新たな場所でも可能です。

背景

季節の遅れや進み、気候の違いや変化を的確にとらえるために、気象庁は、1953年から2020年まで、全国102地点の気象台で、植物から鳥類、昆虫、両生類などを対象とした57種の生物季節現象を記録してきました。この観測記録は気候変動をはじめ、様々な環境の変化が動植物に与える影響を評価できる基礎データであるとともに、マスメディアを通して季節感を市民に共有する役割も担ってきました。しかし2021年からは、この調査は植物6種を残し、継続されないことになりました。そのため、気象庁・環境省・国立環境研究所は、過去の生物季節観測を可能な限り継続しつつ、現代的な形で発展させる試行調査に着手しました。本調査もその一環に位置付けられます。

全体の流れ

  1. 調査にご興味のある方はご連絡ください。CCCAスタッフにご不明・ご不安な点を十分ご相談いただいた上で、調査協力の可否を判断していただければと思います。
  2. 個別に、調査対象種・調査地・連絡手段や旅費支援などについてご相談させていただきます。
  3. 調査地が決定しましたら、気象庁による過去の調査に準拠した調査方法を決定・確認し、マニュアルを共有します。
  4. お配りするエクセルの記録シートの該当種目の欄に初観測の日を記載し、エクセルファイルをメールにて送付してください。なお情報の報告や共有は、当面はメールベースで行いますが、いずれはウェブアプリを使用した共有システムを構築していきたいと考えております。
  5. 調査を行う上でお気づきの問題点等ございましたらご連絡ください。調査方法の改善に向け、意見交換会を企画しております。
  6. 本試行調査の観測結果や、これまでの季節観測の記録に基づく解析結果をご協力いただいた方々と共有し、その研究内容を学術論文へ取りまとめます。希望者には共著者として参加していただきます。

観測対象種目

観測対象とする生物季節現象(種目)は、過去に気象庁が調査をしてきた現象です。これらは合計66種目(生物種目一覧参照)あり、すべてを実施するのは困難であると思われます。そのため、継続的な観測がしやすい種目を選んでいただいて結構です。
また種目を選択する際の参考として、各種目を、広い範囲で継続的に観測が行われてきた度合いに基づいて、重要(優先度:◎)・準重要(優先度:〇)・普通(優先度: )の3つの段階に振り分けました。優先度の高い種は長期的に観測する学術価値の高い種であると言えます。【生物種目一覧はこちら

実施場所

調査場所は、継続的に観測しやすい場所(自宅付近の樹林や公園など)で設定していただくことを想定しています。可能な限りこれまで気象庁が観測していた場所が望ましいため、ご検討ください。なおご自宅の庭等で観測される場合、結果を共有する際に場所を特定できないように処理しますので個別にご相談ください。【気象庁による観測場所はこちら

調査手法

調査は、原則として気象庁がこれまで活用してきたマニュアルに準拠して実施します。なお、地域や主体に応じた方法についてCCCAスタッフとともに検討し、独自のマニュアルの整備を進めたいと考えています。【マニュアル(生物季節観測指針)はこちら

調査説明

オンライン説明会の説明動画です。生物季節モニタリングにご参加いただける方はこちらのをご視聴いただき、ご質問・ご意見・参加のご意向を担当(辻本)の連絡先へご連絡ください。

お願い・その他

以上の調査員調査を行っていただける方を全国から募集しております。ご関心のある方はぜひご連絡ください。当面の任期は3年となっておりますが、途中で離任いただいてもかまいません。調査に適した時期や場所についての情報提供は国立環境研究所から行うとともに、調査中に発生した疑問やご意見にも随時対応いたします。調査員の方と直接相談しつつ、現実的な手法を確立したいと思っております。担当者まで遠慮なくご相談ください。

お問い合わせ

国立環境研究所 気候変動適応センター 気候変動影響観測研究室

担当:辻本翔平・西廣淳
E-mail:ccca_phenology@nies.go.jp

(2021年8月2日最終更新)

ページトップへ