暑さを先読み、命を守る「東京暑さマップ」

掲載日 2025年12月15日
分野 健康 / 国民生活・都市生活
地域名 関東(東京都)

気候変動による影響

気候変動が進行し、「現状のままでは、今世紀末に世界の気温は3.1℃上昇する」と国連が警告するなど、都民生活や産業等への影響はより深刻化するおそれがあります。
東京都においても、近年の気候変動による猛暑の影響を受けて、熱中症のリスクが年々高まっています。

取り組み

東京都は、「2050東京戦略」で掲げる目標の一つである「命を守る熱中症対策」を推進することを目的に、東京都内全域を対象として、暑さ指数(注1)を1キロメートルメッシュできめ細やかに表示する「東京暑さマップ」を一般社団法人日本気象協会と連携して構築しました(注2)。
本マップの特徴は、以下の通りです。

①身近な場所の危険度が分かる
・1キロメートルメッシュの暑さ指数を色別で分かりやすく表示
自宅周辺や学校、職場、お出かけ先など、熱中症リスクをピンポイントでチェックできます。

②1時間ごとの暑さ指数が分かる
・暑さ指数を1時間ごとに48時間先まで表示
熱中症リスクが高い時間帯を事前に把握し、持ち物や行動を考えるきっかけにできます。

③日ごとの最高暑さ指数が1週間先まで分かる
・7日先までその日の最も高い暑さ指数を表示
熱中症リスクが高い日を事前に把握し、予定の調整や対策のヒントにできます。このマップは、気温・湿度・日射などの要素を含む「暑さ指数」を都内全域で1キロメートルメッシュというきめ細かな解像度で表示します。

また、マップのほかに表形式によるコンテンツも展開しています(図2)。

効果/期待される効果等

本マップの活用により、利用者は自宅や外出先の熱中症リスクをピンポイントで把握できるだけでなく、48時間先までの1時間ごとの指数や、1週間先までの最も高い暑さ指数を確認できるため、事前の計画調整や熱中症対策に役立てることが可能となります。

東京暑さマップのイメージ
図1 東京暑さマップのイメージ
(出典:東京都環境局「東京暑さマップ」)
東京暑さマップの表形式による例(千代田区)
図2 東京暑さマップの表形式による例(千代田区)
(出典:東京都環境局「東京暑さマップ」)
※東京暑さマップは、毎年春から夏にかけて公開しています。公開開始時期は年度によって異なりますので、
最新情報は東京都熱中症対策ポータルサイトをご確認ください。

脚注
(注1)暑さ指数とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい 1)気温、2)湿度、3)日射・輻射など周辺の熱環境の要素を取り入れた指標です。
(注2)「東京暑さマップ」サイトを利用する際の留意事項
1.車内の密閉された環境など個別の活動の場において、当サイトのWBGT近似値より厳しい暑熱環境となる場合があります。
2.熱中症のかかりやすさは、同じ暑熱環境に居た場合でも年齢や服装等の個人差があります。積極的な熱中症対策を心掛けてください。
3.お持ちの観測機器の精度や観測条件によっては、当サイトのWBGT近似値と異なる場合があります。
4.急な雷雨など変わりやすい天気の場合、予測値と観測値との差が大きくなることがあります。
5.当サイトの情報の利用により発生した損害について、いかなる責任も負わないものとします。

出典・関連情報

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