令和7年度「環境省こども霞が関見学デー」に出展しました！

8月6日、7日に霞が関の環境省本庁内で開催された「環境省こども霞が関見学デー」に、8月6日（水）のみ国立環境研究所気候変動適応センターとして「ミライ地球ガチャ」と共に初めて参加しました！
「こども霞が関見学デー」は、夏休み期間中にこども達に広く社会を知ってもらうこと、政府の施策に対する理解を深めてもらうこと、活動参加を通じて親子の触れ合いを深めてもらうことを目的に、文部科学省をはじめ各府省庁等が参加して実施しているもので、毎年多くの保護者とこども達が訪れるイベントです。

ブース内での一期一会・・・

「ミライ地球ガチャ」は、未来の地球で予測される気候変動に対して、どのような行動（適応）ができるか考えるきっかけを提供するコンテンツです。

今年度から実施方法を一部リニューアルし、ガチャ玉の中に回答用紙として4色の葉っぱ型シールを入れる方式にしました。
参加者には、回答用紙に書かれた番号と同じお題番号をブース内で探し、そのお題について自分の考え（以下「回答」という。）を書いてもらいます。

書き終えた回答用紙（葉っぱ）を、参加者それぞれが木の幹に貼り付け、みんなで大きな大木を作り上げていきます。時間が経つにつれ、木に葉っぱが増え立派な大木になっていく様子を参加者だけでなく、私たちスタッフも楽しんでいました。完成した大木をイベント終了後にオンラインや活動報告でご覧いただけるよう、ブース内でSNSへのフォローも促しました。

親子で「どうする？」「何が足りない？」「何を準備する？」と話し合ったり、学校で学んだ環境学習をスタッフに伝えてくれたり、友達同士で「この考えも面白いね」と意見を交わす姿が見られました。こうしたやり取りを通じて、参加者が気候変動への「適応」について理解を深め、自分事として考えている様子が伺えました。
「ミライ地球ガチャ」が、気候変動や環境問題について考え、その大切さを家族や身近な人に共有するきっかけとなっていれば幸いです。

6月26日に公開した「#適応しよう」キャンペーンとも連携し、参加者と一緒に「適応行動」について考える普及啓発の一環として、条件付きでポストカードやうちわも配布しました。
当日は東京の最高気温が40度予報という非常に暑い日でしたが、熱中症対策を実施しながら、「ミライ地球ガチャ」には300名以上の方にご参加いただきました。

ミライからのお題とみんなの回答内容

ミライからの各お題への回答内容を以下一部抜粋してご紹介します！

「ミライ地球ガチャ」は、全国の地域気候変動適応センター（LCCAC）や自治体にも、イベント実施用として貸し出しを行っています。オリジナル版の「ミライ地球ガチャ」を製作・実施しているLCCACもあり、お近くで開催される環境イベントにも是非足を運んでみてください。

イベントを終えて

気候変動への「適応」は、依然として認知度が十分とはいえません。
そのため、当センターでは「#適応しよう」キャンペーンや環境イベントへの出展を通じて、より多くの皆さまに理解を深めていただけるよう、今後も普及啓発活動を推進してまいります。

また、当日は他のブース出展者の方々とも交流し、意見交換を行うことができました。さまざまな立場の人々が集まるイベントならではの貴重な機会となり、適応の輪を広げる一助となりました。
最後に、出展にあたりご協力いただきました環境省関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

関連情報

• A-PLAT「適応しよう」
  わたしたち一人ひとりができる適応についてご紹介！
• A-PLAT「普及啓発・学習ツール」
  ミライ地球ガチャや、環境学習にも役立つコンテンツをご紹介！
• A-PLAT「イベント一覧」
  全国で実施される「環境イベント」を掲載中！
• A-PLAT「地域気候変動適応センター一覧」
  自分が住んでいる地域の気候変動適応センター（LCCAC）を知ろう！
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