| 開催日 | 2026年10月25日 |
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| 開催地 | 茨城県/つくば市 |
10月25日(日)、「国立環境研究所一般公開2026 -はっけん!ぼうけん!こっかんけん!-」が開催されました。
当日はあいにくの空模様となりましたが、1,877名の方々にご来場いただきました!
ご来場いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
気候変動適応センター(CCCA)では、大山記念ホール会場において、気候変動適応について楽しみながら学んでいただけるさまざまな企画を実施しました。当日は、昨年度に引き続き開催した『「#適応しよう」キャンペーンクイズ』、『生物季節観測クイズ』、『日本列島シールアンケート』に加え、『ClimoCast(クライモキャスト)で未来たんけん!』、『赤外線で見る不思議な世界~二酸化炭素の温室効果と身近な熱のひみつ~』を出展しました。
気候変動適応センターのブースには、約500名の方々にお越しいただき、クイズや体験展示を通じて、気候変動やその影響への適応について理解を深めていただく機会となりました。
💻「#適応しよう」キャンペーンクイズ💻
昨年度に初登場したコーナーで、令和7年6月末に展開した「#適応しよう」キャンペーンのポスターを活用したクイズです。ポスターには、気候変動の影響に備えて快適に暮らしていくための「適応アクション」と、その具体的な知恵や行動を示した「適応セレクト」を分かりやすく紹介しています。
クイズでは、キャンペーンでカテゴライズした「ライフスタイル」「食」「住まい」「スポーツ・レジャー」「その他」の5分野から出題し、来場者がポスターを見ながら正しい「適応の選択」を考える形式としました。例えば、「旬ではない野菜ばかりを買う」「規格外の野菜でも味が変わらないので買う」といった身近なテーマを通じて、日常生活の中で実践できる気候変動への適応について考えていただきました。会場では、親子でポスターを指さしながら答えを相談する姿が見られたほか、研究者がクイズの解説や自身の研究内容を分かりやすく紹介するなど、参加者と研究者の間で多くの交流が生まれました。
また、クイズ参加者には「#適応しよう」キャンペーンのオリジナルグッズがもらえるガチャを用意しました。外国の方も含め、大人から子どもまで幅広い年代の方々にご参加いただき、楽しみながら気候変動への適応について学んでいただく機会となりました。


🦋生物季節観測クイズ🍁
気象庁から国立環境研究所へ引き継がれ、70年以上継続している「生物季節モニタリング」に関するクイズとポスター展示を今年も実施しました。
会場では、生物季節モニタリングの取り組みや観測対象となる生きものを紹介するポスターを展示するとともに、昆虫や鳥の写真や鳴き声から名前を当てるクイズを実施しました。スタッフが工夫を凝らして作成した問題に、多くの方が楽しみながら挑戦していました。
クイズ参加者にはオリジナルシールをプレゼント。スタッフとの会話を通じて、生きものの季節変化や気候変動との関わりについて学んでいただく機会となりました。
生物季節モニタリングは、2021年から市民参加型の取り組みとして実施されています。今回の展示やクイズをきっかけに、より多くの方に関心を持っていただければ幸いです。
🗾ここが変だよ日本列島(シールアンケート2026版)🗾
今年度もシールアンケートを実施しました。
「雨・台風」「暑さ」など6つの気候の変化の中から、身近で気になるものにシールを貼っていただき、日本各地で感じられている気候変動の影響について考えていただきました。
身近な話題だからこそ、来場者と研究者・スタッフとの会話も自然と弾み、「最近は夏が長くなった気がする」「大雨が増えたと感じる」といったさまざまな声が聞かれました。
皆さまにご回答いただいた結果は以下のとおりです。「雨・台風」と「暑さ」に関心を持つ方が特に多く見られました。
「雨・台風」への関心が高かった背景には、近年の長雨や豪雨災害の増加に加え、今年8月に千葉県で発生した豪雨などの記憶が関係していると考えられます。実際に被害を受けた方や、身近でその影響を見聞きした方も多く、雨風による影響を「自分ごと」として捉える意識が高まっているのではないでしょうか。
また、「暑さ」への関心の高さには、年々厳しさを増す猛暑や夏の長期化が影響していると考えられます。会場でも、「夏が長くなった気がする」「プールの授業がなくなった」といった声が聞かれ、日常生活の中で気候の変化を実感している方が多いことがうかがえました。
こうした日々の生活の中で感じる気候変動の影響が、今回のアンケート結果にも反映されたものと考えられます。
アンケートにご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。




🌎ClimoCast(クライモキャスト)で未来たんけん!🌎 New!
気候変動によって、将来の気候がどのように変化するのかを体験できるコーナー「ClimoCastで未来たんけん!」を今回初めて実施しました。
参加者の皆さまには、まず将来どのくらい気温が上がるのかを予想していただき、その後、国立環境研究所が開発した気候予測ツールClimoCastを使って、地図やグラフを見ながら将来の気温の変化を確認していただきました。スタッフの案内のもと、操作方法や画面の見方を学びながら体験していただきました。
将来の気候予測を実際に体験することで、将来の気候の変化を身近に感じ、これからの適応の重要性について考えるきっかけとなりました。


🔎赤外線で見る不思議な世界
~二酸化炭素の温室効果と身近な熱のひみつ~🌡 New!
今年初登場となる体験型企画として、「赤外線で見る不思議な世界」を実施しました。
赤外線カメラを使って身近な物の温度の違いを観察したり、地球温暖化と二酸化炭素の赤外線吸収との関係について学んだりしながら、実験を通して二酸化炭素の温室効果の仕組みを体感していただきました。
実際に赤外線映像を見ると、「こんなふうに見えるんだ!」「目で見るものとは違う!」と驚きの声が多く聞かれ、子どもから大人まで楽しみながら学べるコーナーとなりました。
☀️創立80周年!気象研究所☀️
気候変動適応センターのブースでは、創立80周年を迎えた気象研究所による展示も行われました。今年8月に千葉豪雨をもたらした線状降水帯や、昨年9月につくば市で発生したつくば竜巻を題材に、フェーズドアレイレーダーによる豪雨や竜巻の観測とその解析結果を紹介し、多くの来場者にご覧いただきました。
また、気象庁マスコットキャラクター「はれるん」と、気象庁火山防災マスコットキャラクター「ぼるけん」も会場に登場し、子どもたちを中心に人気を集めました。
最後に・・・
国立環境研究所気候変動適応センターは、今後も気候変動に強い社会づくりに向けて、分かりやすい情報発信や普及啓発に取り組んでまいります。
本イベントにご来場いただいた皆さま、ご協力いただいたスタッフ・関係者の皆さま、本当にありがとうございました!
また次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております。