関東地域は、全国生産量の約4割を占める静岡県をはじめとして、お茶の主要産地の一つです。お茶の生産量は、春先の霜害以外にも、お茶の生育期間である夏季の高温や雨の降り方によっても影響を受けます。千葉県の都市部にある印旛沼では、長年、様々な水質改善の取り組みがなされてきましたが、昨今の気温上昇や雨の降り方の変化による水質への影響や水位管理の強化といった新たな課題に直面しています。多くの人々が行き交う首都圏においては、局地的大雨による都市部の内水氾濫や、蚊などの節足動物が媒介する感染症、気候変動やヒートアイランド現象に伴う熱中症等のリスク管理を急ぎ進める必要があります。
(最終更新日:2020/6/22)
対象となる都道府県/政令指定都市 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、静岡県、さいたま市、千葉市、横浜市、川崎市、相模原市、新潟市、静岡市、浜松市 |
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※調査結果を活用される際には、各調査の「成果活用のチェックリスト」を必ず事前にご確認ください。
(対象地域の( )内の記載は、地域適応策策定にあたり成果を活用できる可能性がある地域。)
(タイトル【】内は主体的に参画する地方公共団体名)
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年度 | 項目 | 報告 | |
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平成29年度 | セミナー | 一般市民を対象とするセミナー(於:大宮近辺) | 成果報告 |
自治体意見交換会 | 庁内合意形成のあり方等、意見交換(於:大宮近辺) | ||
平成30年度 | セミナー | 都県・政令市等職員を対象とするセミナー(於:東京都内) | 成果報告 |
自治体意見交換会 | 庁内合意形成のあり方等、意見交換(於:東京都内か大宮) | ||
平成31年度 | セミナー | 都県・政令市等の職員を対象とするセミナーを継続(於:東京都内) | 成果報告 |
自治体意見交換会 | 自治体環境部局職員の関心の高いテーマで意見交換を継続(於:東京都内) |
年2回程度開催予定
メンバー:地域内の都道府県/政令指定都市、環境省、各省庁地方支分部局、研究機関、地球温暖化防止活動推進センター等
有識者:
所属 | 氏名(敬称略) |
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国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構西日本農業研究センター 農業技術コミュニケーター |
岡本 毅 |
国立研究開発法人国立環境研究所エコチル調査コアセンター 客員研究員 | 小野 雅司 |
国立大学法人東京工業大学大学院土木・環境工学科土木工学専攻 教授 | 鼎 信次郎 |
国立感染症研究所 名誉所員 | 小林 睦生 |
国立大学法人東京大学 名誉教授 | 虫明 功臣 |
国立研究開発法人国立環境研究所生物・生態系環境研究センター センター長 | 山野 博哉 |