本研究会は「気候変動適応に関する研究機関連絡会議」のもと、地域での気候変動適応の実践(社会実装)に向けて、研究者・実務者等が具体的な連携を模索することを目標に活動しています。
この度、最新の研究動向に係る情報交換や連携に向けた意見交換を行うための発表会・分科会を下記要領にて開催いたします。
日時 | 令和6年12月17日(火)9:30~18:00(開場 9:15) |
場所 | 航空会館ビジネスフォーラム |
方式 | 現地開催(オンラインなし) |
主催 | 国立研究開発法人国立環境研究所 気候変動適応センター(CCCA) |
対象 | 国の研究機関、地域気候変動適応センター(LCCAC)、地方公共団体、大学 |
申込 | 事前登録制(関係機関にメールでご案内予定) |
研究機関とLCCACとの対話・共創・交流を大きな目的にしています。そのため、午前の研究発表会では研究機関の専門家から最新のトピック等に関する解説を行います。午後は各分科会の設定する議題や形式に沿って、対面での意見交換を行います。
時間 | 内容 | ||
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9:40 | 開会挨拶、趣旨説明 | ||
研究発表会 | |||
- | A会場(701) | B会場(702) | C会場(703) |
9:50-10:15 | 「温暖化レベルに伴う影響度・適応効果の定量的評価(主に農作物を対象として)」 西森 基貴(国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構) |
「気候変動適応へのJAXA衛星観測情報利用」 沖 理子(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構) |
「水道における気候変動の影響と対策」 小坂 浩司(国立保健医療科学院) |
10:15-10:40 | 「気候変動適応型作物の創出技術の開発および活用」 関 原明(国立研究開発法人理化学研究所) |
「気候変動適応に関連するNICTの取組」 佐藤 知紘(国立研究開発法人情報通信研究機構) |
「過去40年程度の発生・流出流木量の経年的な変化傾向」 秋田 寛己(国立研究開発法人防災科学技術研究所) |
10:40-11:05 | 「森林生態系、林業分野における気候変動の影響予測および適応策の動向」 中尾 勝洋(国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所) |
「従来型観測を用いた日本域長期領域再解析RRJ-Convの紹介」 福井 真(気象庁気象研究所) |
「インフラ分野における衛星活用リモセン技術の社会実装に向けた検討状況」 吉田 邦伸(国土技術政策総合研究所) |
11:05-11:30 | 「水産分野における気候変動影響の地域差と適応策」 木所 英昭(国立研究開発法人水産研究・教育機構) |
「地域気候サービスのための生成AI基盤モデル開発に向けた取り組み」 松岡 大祐(国立研究開発法人海洋研究開発機構) |
「都市・時間別の暑熱環境予測に基づく将来のスポーツ活動における適応策の検討」 大山 剛弘(国立研究開発法人国立環境研究所) |
11:30-11:55 | 「全国の海草・海藻藻場の分布・CO2吸収量の推定」 茂木 博匡(国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所) |
「気候変動適応に貢献する北極域データアーカイブシステム」 矢吹 裕伯(大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所) |
「温熱シミュレータによる暑さ対策の評価」 足永 靖信 (国立研究開発法人建築研究所) |
11:55-12:20 | 「気候変動適応に関する欧州(EU)の取り組みと進捗状況」 中村 亮二(国立研究開発法人科学技術振興機構) |
「インドネシアとフィリピンの河川流域を対象としたd4PDFダウンスケーリング」 牛山 朋來(国立研究開発法人土木研究所) |
「大規模アンサンブル気候予測データベース(d4PDF)を利用した将来の自治体レベルの暑熱環境」 中島 虹(国立研究開発法人産業技術総合研究所) |
12:30-13:50 | ランチタイムミーティング | ||
分科会 | |||
- | A会場 | B会場 | - |
14:00-15:20 | 暑熱・健康・都市 | 農林水産業 | - |
15:30-16:50 | 気候データ・シナリオ | NbSと気候変動適応 | - |
17:00-18:00 | 総会 | ||
18:00 | 閉会挨拶 | ||
20:00頃 | 交流会(詳細はご出席予定者に連絡いたします) |
2024/10/23 | 特設サイトをオープンしました。 |