開催日 2023年7月22日
開催地 茨城県/つくば市
適応センター企画

7月22日(土)、夏の青空の下「国立環境研究所 夏の大公開2023-わくわく探検!地球の未来を国環研で考えよう-」が開催されました。

2020年度以降、夏の大公開は新型コロナウィルス感染症流行の影響で中止やオンラインでの開催を余儀なくされていたため、今回は4年ぶりの対面開催となりました。
また、当日は自家用車での来場が制限されましたが、公共交通機関などをご利用いただきながら、会場全体で1,100名(概数)もの方々に来場いただきました。

今回気候変動適応センターは大山ホール会場にて、3つの気候変動適応に関する普及啓発ツールの体験コーナーを設置し、当日は延べ400名を超える来場者に体験していただきました。

ミライ地球ガチャコーナー

やはり世代を超えてガチャガチャには心惹かれるものがあるようで、大人も子どもも通りかかる人はほとんどが立ち寄っていかれます。

ガチャカプセルの中の未来の気候変動影響のお題について、適応策を考えて書いてもらいました。回答用紙に書かれた自由な発想の適応策にスタッフたちも思わず感心してしまいました。

絵巻物「適応策の心得」をつくろう!

写真撮影コーナー

4年前に行われた夏の大公開でも大人気だった巻物づくりコーナーです。
今年は小さなお子様にもより簡単に作れるように簡易版の巻物作成キットと説明ビデオを用意しました。だれにでも完成度の高い保存版巻物を作ることができるので満足感も大きいです。

コーナーのテーブルはほとんど常に満席で、出来上がった巻物を手に和風デザインの撮影コーナーで記念写真を撮る方もいらっしゃいました。

すごろく「気候変動適応への道」

すごろくの行っている様子

今回がイベントデビューのすごろくゲームでしたが、60名を超える事前申し込みをいただき、予約満席の状態で当日を迎えました。ほとんどが小学生とその親御さんで、内容的に少し難しいかと心配したのですが親子で協力して歓声をあげたり手をたたいたりと、ゲームに熱中していただけたようです。

「家に帰ったらもう一度したい!」と言っている小学生もいました。ゲームではいろいろな気候変動イベントが起こり、身近な適応策が出てくるのですが子どもたちにもこれから折に触れて思い出してもらえたらいいなと願っています。

CCCAポスターコーナー

適応の考え方や、日本各地の気候変動の影響と適応策について、分かりやすくまとめたポスターです。小学生の皆さんのご来場が多いということもあり、字をできるだけ大きくして一目で見やすい様にデザインを一新したポスターを展示しました。このポスターは今後も適応センター内に展示して来訪された方にご覧いただきます。

ご来場の皆様の笑顔にスタッフ一同励まされた一日でした。また来年も是非お会いしたいですね。

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