北海道・東北地域事業環境省

北海道・東北地域は、リンゴ、シロザケ、ホタテガイ、ワカメ等の国内主要生産地です。気候変動によるこれら農水産物の生産への影響は、私たちの日々の食卓にも影響してきます。また、伝統的なお祭りをはじめとして、各地域で開催されるイベントに多くの観光客が訪れることも、北海道・東北地域の特徴といえます。せっかくなら良い天候の下で楽しみたいものですが、昨今の急激な天気の変化や、台風の襲来、雪の降り方の変化など心配はつきません。

いつまでも自然の恵みを美味しくいただき、地域の文化を楽しむためにも、気候変動による影響に対して、生産を維持する工夫や様々な変化に対処できる仕組みづくり(適応)を進めていく必要があります。

北海道・東北地域地図

(最終更新日:2020/10/05)

事業概要

対象となる自治体 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、札幌市、仙台市

気候変動影響に関する調査

※調査結果を活用される際には、各調査の「成果活用のチェックリスト」を必ず事前にご確認ください。

主要7分野のアイコンの説明

【先行調査】平成29年度から実施

(対象地域の( )内の記載は、地域適応策策定にあたり成果を活用できる可能性がある地域。)

農業・林業・水産業
1-1 気温上昇や気象災害によるリンゴへの影響調査
分野:農業
対象地域:青森県・岩手県・福島県(北海道・東北地域全域)
成果報告
事業成果
1-1 気温上昇や気象災害によるリンゴへの影響調査

計画

農業・林業・水産業
1-2 海水温の上昇等によるホタテガイ及びワカメ等の内湾養殖業への影響調査
分野:水産業
対象地域:青森県、岩手県(北海道、秋田県、宮城県)
成果報告
事業成果
1-2 海水温の上昇等によるホタテガイ及びワカメ等の内湾養殖業への影響調査

計画

農業・林業・水産業
1-3 海水温の上昇等によるシロザケ等の漁獲量への影響調査
分野:水産業
対象地域:宮城県・岩手県(北海道・東北地域全域)
成果報告
事業成果
1-3 海水温の上昇等によるシロザケ等の漁獲量への影響調査

計画

産業・経済活動
1-4 気候の変化や極端な気象現象による観光業への影響調査
分野:産業・経済活動
対象地域:札幌市(北海道・東北地域全域)
成果報告
事業成果
1-4 気候の変化や極端な気象現象による観光業への影響調査

計画

【率先調査】平成30年度から実施

(タイトル【】内は主体的に参画する地方公共団体名)

農業・林業・水産業
1-5 気候変動によるサクラマスの越夏環境に与える影響調査【山形県】
分野:水産業
対象地域:山形県
成果報告
事業成果
2-5 気候変動によるサクラマスの越夏環境に与える影響調査【山形県】

計画

水環境・水資源自然生態系
1-6 気温上昇や降水量の変化等による釧路湿原の水環境・生態系への影響調査【北海道】
分野:水環境・水資源、自然生態系
対象地域:北海道
成果報告
事業成果
1-6 気温上昇や降水量の変化等による釧路湿原の水環境・生態系への影響調査【北海道】

計画

普及啓発活動

年度 項目 報告
平成29年度 一般市民や事業者等を対象とした気候変動の「適応」に関するセミナー等の開催
  • 北海道:札幌市、帯広市
  • 東北:岩手県
成果報告
平成30年度
  • 北海道:札幌市、地方都市
  • 東北:宮城県
成果報告
平成31年度
  • 札幌市、旭川市
  • 東北:青森県、秋田県
成果報告

実施体制

組織図

地域協議会

北海道及び東北地域で各2回程度開催予定

メンバー:地域内の都道府県/政令指定都市、環境省、各省庁地方支分部局、研究機関、地球温暖化防止活動推進センター等

有識者:

   
所属 氏名(敬称略)
東京大学 大気海洋研究所
海洋生物資源部門 環境動態分野 教授
伊藤 進一
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
果樹研究所リンゴ研究領域 リンゴ栽培生理ユニット長
岩波 宏
札幌国際大学
観光学部国際観光学科 教授
河本 光弘
北海道大学大学院 水産科学研究院
海洋生物資源科学部門 教授
工藤 秀明
北海道大学大学院 農学研究院
森林生態系管理学研究室 教授
中村 太士
弘前大学
理工学部地球環境防災学科 教授
野尻 幸宏
山形大学
理学部理学科生物学分野 教授
半澤 直人
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