「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」は、気候変動による悪影響をできるだけ抑制・回避し、また正の影響を活用した社会構築を目指す施策(気候変動適応策、以下「適応策」という)を進めるために参考となる情報を、分かりやすく発信するための情報基盤です。

令和6年度 地域気候変動適応計画策定研修

日時 令和6年8月8日(木)13:30~16:15
場所 オンライン開催(Webexを利用)
主催 環境省・国立環境研究所 気候変動適応センター

研修目的と内容

気候変動適応法(平成30年施行)に基づく地域気候変動適応計画は、施行から5年が経過した昨年度末時点ですべての都道府県と250を超える市区町村で策定されています。
このような背景のもと、計画の新規策定を検討している自治体を主な対象として、計画策定に係る研修を開催することにいたしました。以下の内容を予定していますので奮ってご参加ください。

  • 計画策定の目的や意義、「地域気候変動適応計画策定マニュアル」を活用した計画策定の基本的な手順やコツ、お役立ちツールなどを紹介
  • 自治体による計画策定事例の紹介(内容は策定スケジュールや庁内調整方法、地域特性を生かした計画策定事例などを予定)
  • 計画の素案作成をサポートする「計画作成支援ツール」の使い方及びA-PLATに掲載されている計画策定に役立つページの紹介

なお、改定についても基本的な考え方や手順は変わらないため、改定を検討している自治体にもご参考にしていただけます。

対象

地域気候変動適応計画の新規策定あるいは改定を予定している自治体及び策定や改定を支援する地域気候変動適応センターの職員を主な対象とします。

プログラム

No 時間 内容 発表者 資料
13:00-13:30 参加者受付
(必要に応じて音声チェック等を実施)
1 13:30-13:40 主催者挨拶及び研修の趣旨説明 環境省 地球環境局
総務課 気候変動科学・適応室
室長 羽井佐 幸宏氏
2 13:40-14:10 地域気候変動適応計画策定の目的と考え方 /
「地域気候変動適応計画策定マニュアル」の説明
環境省 地球環境局
総務課 気候変動科学・適応室
室長補佐 秋山 奈々子氏
資料
3 14:10-15:30 地域における計画策定事例の紹介
  1. 美幌町における気候変動適応計画 現状と課題
  2. 地域適応計画策定に関する事例紹介 - 第4次苫小牧市環境基本計画 - ~第1期ゼロカーボン推進計画~
  3. 地域適応計画策定に関する事例紹介 - 牧之原市環境基本計画 -
  4. 五島市ゼロカーボンシティ計画
 
  1. 北海道美幌町 建設部 環境管理課
    環境衛生グループ 主査 中村 俊介氏
  2. 北海道苫小牧市 環境衛生部
    ゼロカーボン推進室 主事 笠山 拓実氏
  3. 静岡県牧之原市 市民生活部 環境課
    主幹 知久 達哉氏
  4. 長崎県五島市 総務企画部 未来創造課
    ゼロカーボンシティ推進班 三井 寛之氏

1.資料 2.資料 3.資料 4.資料
15:30-15:40 休憩
4 15:40-15:55 地域気候変動適応計画作成支援ツールの活用方法 国立環境研究所 気候変動適応センター
主任研究員 藤田 知弘
資料
5 15:55-16:10 A-PLATの活用方法 国立環境研究所 気候変動適応センター
チーフコーディネーター 阿久津 正浩
資料
16:10-16:15 主催者挨拶、説明会終了 国立環境研究所 気候変動適応センター
副センター長 上田 健二

参考情報

地域気候変動適応計画作成マニュアル

お問い合わせ

国立環境研究所 気候変動適応センター 担当:杉野、伊藤、田中 
Mail:ccca_event2@nies.go.jp(Tel:029-850-2475)

(最終更新日:2024年8月19日)