高温期のトマト栽培における被覆資材の効果

掲載日 2018/7/25
分野 農業・林業・水産業
地域名 中部(石川県)

気候変動による影響

気候変動の影響による猛暑の増加は、農産物に被害をもたらしています。トマト生産では、夏の高温にともなう裂果の発生による減収が問題となっています。

取り組み

裂果対策には、ハウスフィルムの外側に遮光資材を張ることが有効ですが、光線不足になると着果不良により減収を招くことがあります。そこで、石川県では、裂果を防ぎつつ、収量が確保できる被覆資材として熱線遮断ネットの効果の検討を行っています。

左:シルバー遮光ネット(慣行)、中:熱線遮断ネット、右:晴天日の果実温の推移
(出典:石川県農業総合研究センター「高温期のトマト栽培における被覆資材の効果」)
出典・関連情報
石川県農業総合研究センター「高温期のトマト栽培における被覆資材の効果
石川県「いしかわの食と農業・農村ビジョン2016」
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/nousei/vision/vision.html
環境省中部地方環境事務所(2015), 地球温暖化に対する中部の「緩和策」「適応策」の取組
http://chubu.env.go.jp/earth/mat/data/cyubu_kanwa%20tekiou%2020150313.pdf

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