取り組み
京都市では、無電柱化事業の一環で「石畳風保水性アスファルト舗装」が導入されました。この舗装は打ち水の効果の持続性を高めるため、暑さ対策の効果があります。
石畳風保水性アスファルト舗装は、空隙の多いアスファルト舗装にさらさらとした液状のセメント(セメントミルク)を流し込み、その表面を少し削ったうえで、カッターで石畳風に仕上げます。舗装材料に水を含みやすく蒸発しやすい鉱物質系材料を加えて保水性を高めているので、舗装内に蓄えた雨や打ち水などの水分が晴天時に蒸発する気化熱作用により路面温度の上昇を抑えることができます。