観光地の日傘レンタル

掲載日 2018年11月21日
分野 健康 / 産業・経済活動
地域名 関東(埼玉県熊谷市)

取り組み

平成22年度の環境省の調査では、クールビズと日傘を併用することで、人の暑熱ストレス(汗の量)を約20%軽減でき、これは10m間隔で街路樹を形成する効果に匹敵することがわかっています。

熊谷市では、観光地である歓喜院聖天堂の門前町で「えんむすび日傘事業」として日傘のレンタルを行っています。市の花でもある桜をあしらった番傘を200本、伝統的手工芸品に指定されている熊谷染の日傘を100本用意し、聖天山、無料休憩所、商店街など22か所に設置しています。訪れた観光客が無料で使用でき、協力店舗のどこの傘立てにも返すことができるので、涼みながら聖天山の周辺商店街を巡ることができます。

商店街に置かれた日傘の様子
図1 商店街に置かれた日傘のようす
(出典:熊谷市「えんむすび日傘事業」)
えんむすび日傘 協力店MAP
図2 えんむすび日傘 協力店MAP
(出典:熊谷市「えんむすび日傘事業」)
出典・関連情報
熊谷市ホームページ「えんむすび日傘事業」
http://www.city.kumagaya.lg.jp/atsusataisaku/all/taisakupro/ennmusubihigasa.html
環境省「まちなかの暑さ対策ガイドライン 改訂版」
https://www.env.go.jp/air/life/heat_island/guidelineH30/gudelineH30_all.pdf

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