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適応てきおうって何だろう?

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食を守るための「適応てきおう

夏のきびしい暑さ。みんなも大変たいへんだよね。

実は、みんなの食べ物となる農作物のうさくもつにも暑さの影響えいきょうあらわれているんだ。

気温の上昇じょうしょうや強い日差しによって、おいしいお米や、くだもの、やさいなどがちゃんと育たなかったりすることがあるよ。

 

ウシやニワトリも暑さでつらそうだね。暑さの影響えいきょうで、牛乳ぎゅうにゅうたまごりょうったりすることもあるんだ。

それでは、お米、くだもの、やさいなどをちゃんと育てるためには、どうするといいのかな?

ウシが牛乳ぎゅうにゅうを出しやすく、ニワトリがたまごみやすくするためには、どうしたらいいかな?どういう方法ほうほうが考えられるかな?

例えば、こんな方法で食を守ることができるよ。

お米であれば高温に強い品種に変えたり、田植えの時期を調整ちょうせいしたり、リンゴやトマトであれば日よけで強い日ざしから守ることなどが「影響えいきょう」への対策たいさく、「適応てきおう」なんだ。