A-PLATメールマガジン バックナンバー【9月27日号】

デラウェアを主力品種とした、ぶどう栽培が盛んな大阪府。大阪府立環境農林水産総合研究所（以下、おおさか環農水研）では、気候変動に対応したぶどう栽培についての研究が進められています。

デラウェアの種なし化のために必要なのが「ジベレリン処理」という工程です。この処理は、実施するための最適な時期を逃すと種が入ってしまいます。この最適な時期の判断の指標となるのが、新しい枝から出る葉の枚数（展葉枚数）です。おおさか環農水研は、この展葉枚数について、従来のデータを基に一定のペースで増加すると仮定したうえで、その年のジベレリン処理の最適時期を予測し発表してきました。しかし、近年は気候変動により春先の気温が安定せず、予測にズレが生じることが増えたのです。

そこでおおさか環農水研は、予測の精度を向上させるため、長年の蓄積データを活用した新たな予測方法を開発しました。この方法により、予測の精度を向上させることに成功しています。内容の詳細は以下リンク先の動画をご覧ください。

・気候変動適応サイエンスカフェ「安全は正しい気象知識から」
【開催日】2024年9月27日(金)【開催地】オンライン【主催】埼玉県環境科学国際センター（埼玉県気候変動適応センター）

・ぎふエコアクションキャラバン
【開催日】2024年9月28日(土)【開催地】岐阜県土岐市【主催】岐阜県 環境生活部 脱炭素社会推進課／岐阜県地球温暖化防止活動推進センター

・日本GIF研究財団 オンラインセミナー「パナマ運河の未来：気候変動とグローバル物流の行方」
【開催日】2024年9月30日(月)【開催地】オンライン【主催】公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団（日本 GIF）

・市民参加型！環境フォーラム 地球環境 にいがた盛り上げ隊 ～気候変動・大気環境の「今」を知ることから始めてみよう～
【開催日】2024年10月9日(水)【開催地】新潟県新潟市【主催】アジア大気汚染研究センター（ACAP）

・気候変動適応に関するシンポジウム「気候リスクへの対応・適応とは？」
【開催日】2024年10月10日(木)【開催地】鹿児島市【主催】鹿児島県

・「第52回日本救急医学会総会・学術集会」ERCA共催セミナー「さあ、冷やそう」
【開催日】2024年10月14日(月)【開催地】仙台市【共催】第52回日本救急医学会総会・学術集会/独立行政法人環境再生保全機構

・令和6年度環境学習セミナー「カキ食中毒の原因となるノロウイルスが鳥類に由来する可能性 ー環境DNAによる生態疫学解析からー」
【開催日】2024年10月17日(木)【開催地】宮城県仙台市【主催】宮城県保健環境センター・環境情報センター・気候変動適応センター

・国環研一般公開2024「環境をまもりはぐくむ。国環研の50年と、これからの君へ」
【開催日】2024年10月19日(土)【開催地】茨城県つくば市【主催】国立研究開発法人国立環境研究所

・気候影響の将来予測の不確実性をどう把握するか －国際モデル比較評価に注目した地球規模影響予測のいまとこれから－
【開催日】2024年10月21日(月)【開催地】オンライン【主催】国立環境研究所 気候危機対応研究イニシアティブ

・CONSEO気候変動シリーズ 第4回 気候変動の最新科学研究『世界がおかしい。地球は大丈夫なのか？』
【開催日】2024年10月23日(水)【開催地】東京都千代田区・オンライン【主催】CONSEO