取り組み
長野県のレタス産地では、連作によって多発するレタス根腐病(株の萎凋枯死)に強く、気候変動の影響で増加している“チップバーン”(葉の縁の褐変(図1))の発生が少ない新品種「長・野50号」が開発されました。
「長・野50号」は、長野県内で発生しているレタス根腐病の2つの種類の病原菌に対して耐病性を有し、高温下の盛夏(7~8月中旬)に出荷する作型でありながらチップバーンの発生が少ない品種です(図2)。このように、標高1,000m以上の産地で盛夏期に収穫する作型の導入を進め、盛夏期に出荷するレタスの品質向上と生産の安定化を図る予定です。