国立環境研究所主催の検討チーム(平成29・30年度)

気候変動適応策を推進するための科学的知見の充実に向けて設置された検討チーム

平成29年3月の中央環境審議会気候変動影響評価小委員会における「気候変動適応策を推進するための科学的知見と気候リスクに関する取組の方針(中間とりまとめ)」に示された方針に基づいて設置された検討チーム(専門家会合)です。各検討チームの検討結果を取りまとめた報告書は、国内関連施策検討に資する参考情報として、検討チーム委員による一提案の提供を目的としています。

1.気候変動の影響観測・監視の推進に向けた検討チーム(平成29・30年度~)

科学的知見に基づく適応策の基礎情報としての長期的な観測・監視データは、関係府省庁・機関の所管の枠を超えた連携・協力体制のもとで確保していく必要があります。
そこで、各分野の専門家が参画する本検討チームにて気候変動の影響観測・監視の現状における課題等の整理を行い、平成31年3月に報告書「戦略的な気候変動の影響観測・監視のための方向性」を取りまとめました。なお、極力広い分野を対象としているものの、委員の人員等の都合上、全分野をカバーできているわけではない点に留意が必要となります。

2.気候変動予測及び影響評価の連携推進に向けた検討チーム(平成29・30年度~)

予測計算における条件設定(予測の対象期間、排出シナリオ等に対する諸条件等)や出力データの仕様等について、関係府省庁・機関の連携・協力体制のもと具体的検討を進める必要があります。
そこで、気候予測・影響評価の両専門家が参画する本検討チームにて両コミュニティ間での現状における課題等の整理を行い、平成31年3月に報告書「気候変動予測及び影響評価の連携に係る課題及び今後の取組み方」を取りまとめました。

(参考)中央環境審議会 気候変動影響評価等小委員会(第19回)平成31年3月28日開催
議事次第・配付資料議事録

(2021年6月3日最終更新)

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