自治体の適応推進に関わる意見交換会
グループ討議2
前半のディスカッションを受けて、問題解決策を考察
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【グループ討議2】
これらを備えるために考えられる問題点とその解決策について、グループで討議します。
討議内容(問題点とその解決策)についてグループごとに2分で発表します。 -
【グループ発表】
代表者1名を決めてください。
ご発表はお席でお願いします。
マイクをお使いください。外国人パネリストの方のために通訳が入ります。
重要度の高い問題点は?
重要度の高い問題点は?
コーディネータ機能やネットワークづくりは、そもそも法律上適応センターが担うべき業務なのか?
という意見があった。
という意見があった。
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
(インターネットでの情報発信、国環研への発信は行うが、情報収集と提供は行政に向けたものとして)人材育成 | 情報を収集できる人間(コーディネータ機能やネットワークにもかかわるが)公的な資格保持者や国環研で研修を行った人間を公な立場で名乗れるようにして、そうした方々に担っていただく |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
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「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
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「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
情報を見てもらうには必要な情報をわかりやすく提供する | ニーズを把握するための手法やツール 業者からの情報なら経済界の集まりなどの情報を収集するなど |
難しい言葉をわかりやすく説明する | 説明できる専門家が必要 専門家がいなければ、ネットワークづくりに励む |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
市民と行政、市民と事業者、市と県など、様々なコーディネートがあるが、それを行う人材育成が課題 | 育成するためのシステム・プログラムの開発 |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
ネットワークを作るための起点/始点をどのように見つけるか? | ワークショップの参加者の中から地域のリーダーを指定地方の大学を巻き込む 環境省地方事務所に地域のネットワークづくりの一役を担って頂きたい |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
不確実性やデータの用途がデリケートであり難しい | 計算方法やシナリオに基づくことを明示する 難しくしないよう、相手のレベルに合わせた情報の出し方にする |
どこにどんな情報があるかわかっていない | ネットワークを作る |
情報の品質管理が難しい | 一括で情報を管理できるものがあればよい |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
人材教育ができないと機能が生まれない | 人材教育のシステムを全国統一で開発 |
人材育成にかかる費用の問題 | 適応策の効果を定量的に示せればお金もついてくるか? |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
縦割り習慣が強い | 適応策のメリットを伝えることで,ネットワーク作りに協力 |
ネットワーク作りに時間がかかる。 | 省庁間の連携によるトップダウンも必要 |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
他分野にわたるため、そもそもどんな課題があるかわかりづらい | 庁内部局に協力を求める 民間からの情報提供 情報収集の主な収集源がA-PLATなので、学会情報を地域に提供してもらいたい |
県のHPではステークホルダーに伝わらない | 庁内・県民への適応策の周知 ニーズを把握してステークホルダーに直接届ける |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
ステークホルダーを把握できていない。 | 育庁内部局・市町村・企業と勉強会をし、ステークホルダーを把握する |
企業・関係者とのつながりがない | 関係機関から関係団体を紹介してもらい、コーディネートする |
分野が広く幅広い知識が必要 | 分野別相談先一覧があるとありがたい |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
コーディネータ機能の問題点 「ステークホルダーを把握できていない」 「企業・関係者とのつながりがない」と共通 |
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協議会の分野が幅広く参加者が広がりすぎる | 定期的な会合を開く ウェブ上(掲示板等)で話し合いができるツールがあるとよい |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
専門的な知識をかみ砕いて伝える | わかりやすく伝えるために、市民に身近なものを取り上げる、可視化、ストーリ建てて伝える。 |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
人材確保 | 人材の取り合いになってしまうので、各機関の役割分担を明確にする 付属機関の委員の方を集めると知見を集めることも可能 |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
関心が低い部局を巻き込む | 各省庁から適応についての情報発信をする |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
情報が専門的過ぎて、センターできちんと理解できない | A-PLATからの情報を地域で使えるかどうかをフィードバックしてA-PLATが改善を図る |
誰に対して情報発信をするか? | ニーズを把握し、ニーズに合わせた発信を心がける |
ネガティブな情報(土地価格が下がる等)をどう伝えるか? | 現時点で解決策は思いつかない |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
人材・専門家がいない | 行政担当者自身がスキルアップを心がける 若手研究者で現場の実務をわかる人を受け入れる |
行政職には異動があるため、継続性を損なう | 研究職や専門職といった職種を手当てする 広域協議会でコーディネータ機能を担う |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
運営が大変 | 仕組みを作ってしまえば、メーリングリスト等を活用するなどして運営は可能 |
どこの市町村まで巻き込むか | 問題意識の高い自治体から仲間にしていく |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
必要な情報は何かわからない | まずニーズを知る、必要な情報を特定する |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
機能自体の定義が難しい | -- |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
どこが関係するか・協力が得られるか? | 研究者同士や県民、事業者、行政内部の関係者など、どこが関係するかを考え、会議を開催するなどコミュニケーションをとって同じ問題として共有することを続けていくことが重要 |
「情報の収集と配信」問題点 | 解決策案 |
興味を持っていない人へ情報をどのように届ければよいのか? | ホームページを見てもらえないことも考慮して、SNSなども積極的に活用する NIESがフレームを作ってもらって地域でそれを活用する マスコミの積極的な活用(キャンペーンなど)、MoEJがスポンサーになってドキュメントを作成など |
「コーディネーター機能」問題点 | 解決策案 |
人材を育成する人が必要。 | 保健所の次長クラス、農林関係研究所のOBなど知識を持っていて高レベルの職位についていた人を再任用し、人脈や知識を持った人にコーディネータとなってもらう |
「ネットワーク作り」問題点 | 解決策案 |
横の連携や国の研究所も含めた連携をどのように構築するか? | 地環研も含めたネットワーク作りを事業化することも検討 |