エコライフ・フェア2019に出展しました

開催日 2019年6月1日-2日
開催地 東京都/渋谷区

6月1日・2日に環境省主催で開催された、エコライフ・フェア2019に出展しました。
展示や絵巻物づくりコーナーなどの当日の様子を掲載しました。

2019年6月1日(土)、2日(日)に「エコライフ・フェア2019「気づき」から「行動へ」~地球の未来のために~」が東京都渋谷区の代々木公園で開催され、国立環境研究所ブースに、地球環境研究センターと合同で出展しました。
気候変動対策を求めて立ち上がる世界の学生たちを取り上げながら、温室効果ガスの排出量を減らすための「緩和策」、そして、気候変動の影響によって生じる新たな被害や災害に備えるための「適応策」。これら2つのテーマを皆さんに学んでもらいました。

エコライフ・フェア2019の様子

【いまなぜ気候変動適応なの?】

気候変動適応法(平成30年12月1日施行)のもと、同日に国立環境研究所に設置された気候変動適応センター(CCCA)を紹介しました。

近年、国内の稲作では、高温障害が出ることが懸念されています。適応策として日本の各地で作られている暑さに強い米(高温耐性米)について、日本地図と実際のお米を使って説明しました。またブースの内外に「暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)」の測定器を設置し、熱中症予防についてレクチャーしました。暑さ指数(WBGT)の測定器は、人体と外気との熱のやりとりを湿球・黒球・乾球の温度をもとに算出し、熱中症のかかりやすさを示す(単位:℃)ことができます。

◎参考:暑さ指数(WBGT)とは?(環境省熱中症予防サイト)

パネル説明の様子
日本各地で作られている高温耐性米  

(クリックすると画像が拡大します)

国内で起きている気候変動の影響や、各自治体の適応策の取組事例について、日本地図を使って説明しました。

【初公開!オリジナルミニ絵巻「適応策の心得」!】

気候変動への適応について、多くの皆さんに楽しみながら知ってもらうためのミニ絵巻が初登場!全長約60cmの絵巻物には子供も大人も興味津々。好きな柄の和紙と紐の色を選んでいただき、来場者の皆さんに世界で一本だけのオリジナル絵巻を作っていただきました。絵巻物の軸の部分はちょっとした入れ物になるような工夫をしています。中には秘密の道具も忍ばせられるかも!?

オリジナルミニ絵巻適応策の心得の画像

オリジナルミニ絵巻「適応策の心得」(クリックすると画像が拡大します)

ミニ絵巻物作成の様子

ミニ絵巻物作成の様子

ミニ絵巻物完成した様子

ミニ絵巻物、完成しました!

(2019年6月13日掲載)

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