A-PLATメールマガジン バックナンバー【特集号】

こんにちは、A-PLATです。
今回の特集号は、福岡市のランドマーク「アクロス福岡」のインタビューをお届け。エイ・エフ・ビル管理株式会社 / 内山緑地建設株式会社にビル緑化について、お話を伺いました。
近年、国内企業による適応ビジネスに益々注目が集まっています。A-PLATでは適応ビジネス事例を多数掲載。また、当センターでは産官学の連携による適応促進に向けた様々な取組みを実施しています。是非ご覧下さい。

- 国立環境研究所 気候変動適応センター メルマガ 特集号 -

都会の山「アクロス福岡」のビル緑化

■アクロス福岡の概要
アクロス福岡は、1995年「国際・文化・情報の交流拠点」として、福岡の都心「天神」の旧福岡県庁跡地に誕生した公民複合施設です。1981年に県庁跡地の開発として計画が始まったもので、Asian Crossroads Over the Sea-Fukuoka(アジアのクロスロード福岡)という意味から名づけられました。海を越えてアジアと結びつきを強め、クロスロードとしての役割が期待される福岡を表しています。建物を都会の中の一つの山と見立て、建物自体を天神中央公園と一体化し、訪れる人々に潤いと安らぎを与える都会のオアシスを創出することを目的に、階段状の斜面に大規模なビル緑化が施されています。まるで自然の山のように見えることから、通称「アクロス山」とも呼ばれています。

■気候変動への対策
近年の気候変動による異常気象の発生もあり、地上60mまでの屋上植栽のため、強風対策として過去30年の気象データを調査し、強風による樹木の倒れ、飛散、道路への落下防止を考慮しています。主な対策としては、寄せ植えにより1本あたりの風圧を低減させると同時に、大刈込み全体を防風形とし、各階植栽部分での風速低減を図っています。また、定期的な強風対策として、東西両端部は植栽の密度を高めると共に、落葉の飛散防止対策として、一定範囲を常緑のみの混植とし、最上階は地被植物のみとしています。

その他、排水・灌漑計画や、ヒートアイランド現象の緩和効果などについてもインタビューしていますので、是非本編をご覧ください。

事業者の適応
気候変動への適応を自社のビジネス機会として捉え、適応を促進する製品やサービスを展開している取組事例を紹介しています。

~災害レス・コンクリート住宅~
コンクリートの板を強固に一体化し、箱型に組み立てる工法(WPC工法)を採用することで、従来の木造や鉄骨造よりも基本性能が優れ、安全・安心でより良い住環境の実現が可能に。


気候変動適応センターの事業者に向けての取組み

A-PLAT「事業者の適応」ページでは、事業者向けの気候変動適応情報を提供しています。
事業者向けの情報・資料、取組事例、イベント等を確認できます。事業活動における適応の取組を進めるためにご活用ください。

気候変動リスク・機会の評価等に向けたシナリオ・データ関係機関 懇談会について

国立環境研究所気候変動適応センターは本懇談会に関係機関として参画しています。令和4年12月22日に第1回が開催されましたが、今後も引き続き、気候変動リスク・機会の評価等に向けたシナリオ・データの利活用を促進するための施策の検討に貢献していきます。
プレスリリースはコチラからご覧ください。

お知らせ

A-PLATでは、 気候リスク管理の事例、 適応ビジネスの事例、 TCFDに関する取組事例に掲載する事例を募集しております!
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