Staff interview #07
大川 美浦(OKAWA Miho)
高橋 僚子(TAKAHASHI Ryoko)
山田 秀之(YAMADA HIdeyuki)
平田 仁未(HIRATA Hitomi)写真左から

多様なバックグラウンドを持つ気候変動推進室のアシスタントスタッフ4名の方にお話を伺います。研究者や高度技能専門員のお仕事を事務的にサポートされている方々です。予算管理や会議・講演などの日程調整、契約や支払いの手続き、資料作成とそのお仕事は多岐にわたります。

はじめに、皆さん国立環境研究所(国環研)に勤務して何年になりますか?また気候変動適応センター(CCCA)に異動して何年目ですか?

大川:CCCAは3年目です。その前は資源循環・廃棄物研究センターに約7年、さらに前に秘書室に約3年、国環研には合計13年います!その前は他の研究所で働いていました。ずっと研究所の事務の仕事をしています。

平田:国環研には2012年4月からで、会計事務処理員として働きはじめ、CCCAには2018年の5月からいますね。国環研は9年目です。事務関係の仕事の派遣で来ていてそのまま契約職員になりました。

山田:私は入所してから2年目です。その前は行政関係の仕事をしていました。より良い環境を求めて、転職をしました。

高橋:私は入所したばかりで・・・今年の4月からです!私も国環研に来る前はつくば市内の他の研究所で10年働いていました。

皆さんは気候変動適応センター(CCCA)の多岐にわたる仕事が円滑にまわるよう、様々なサポートをされていると伺いました。具体的な仕事の役割や過去にはどのようなことをされていたか教えてください。

大川:CCCAでは推進室ということもあり委員会や研修などの手続きが多いです。以前の資源循環・廃棄物研究センターでの研究室でのお仕事とはちょっと違った仕事になりました。CCCAでは自治体がお相手なので都道府県がどこにあるかということもおさらいもしました。あとは・・・・あっ!向井センター長の秘書。秘書もしています!これがメインでした(笑)。実は、センター長はお席が2か所にあって、このコロナ禍で私も半分在宅勤務になりなかなか直接お会いする機会が少なくなって、コミュニケーションをとるのがちょっと大変です(笑)。

平田:だいたい大川さんと似ているお仕事で高技(高度技能専門員)さんの補助をしています。自治体関係の仕事が多いです。1年に何度か大きな会議があるのですが、それの準備などがあります。

山田:会議関係の仕事が主です。月に1度、幹事会資料作成補助や議事メモなどをしています。他には会計とか高技さんの補助もやっています。

高橋:主に、秘書業務や予算の管理業務をしています。

サポートといってもそれぞれですね。日々のお仕事のやりがいはありますか?逆に困難なこともありますか?

平田:CCCAに異動してくる前は研究所内の人とのやりとりが多かったのですが、外部の人とのやりとりが増えたことに少し戸惑いがありました。外の人に向けての言葉遣いに気を付けています。全国の各自治体の方とやりとりをするので、電話をかけるときなども各地域の方言が聞けるのもおもしろいです!私も福井出身なのでイントネーションおかしいかもしれません(笑)。

山田:以前の職場とは環境もシステムもずいぶん違うので、まだまだ慣れない部分が多く、大変です。またCCCAの活動も拡大しているので網羅することはできないでしょうね・・・。コロナ禍もあって出社が限られることも不便な部分もありますが、出勤しないとできないこともあり、まとめて片づけるとかして何とか努めています。

高橋:予算執行状況の補助をしていて、とても大きな金額を扱うので、責任感とやりがいがあります。消費税だけでもすごい金額です。家計の管理とは違いますよ・・・ね(笑)今は在宅勤務もあり、入所したばかりの私にとって不安な要素もあったのですが、チャットやメール、テレビ会議を駆使して皆さんが教えてくださるのでありがたいです!定期的なミーティングがあるので、サポート体制、コミュニケーションも良くとれていると思います。家にいても孤独ではないです(笑)。

ここからは、プライベートよりのことを教えてください。環境問題を身近に感じていることや気を付けていることはありますか?

平田:ストローがいつの間にか全部紙になっていたことが気になりました。フルーツジュースとか飲みにくいと思ってしまいますが・・・消費者として変わっていかなくてはいけないですよね。ストローは買わなくなりました。

高橋:最近だとレジ袋有料化ですね。エコバックをいつも車に積んでいるのですが、買い物をして家に持ち帰ったあと次の買い物の時に忘れてしまうということがここ3回くらい続きました。レジ袋下さいというのが憚られて買い物の前に100均でエコバックを買ったりして、ぜんぜんエコじゃないなあと苦笑いです(笑)。・・・エコバックは持つように意識しています!

皆さん、地元の方ですか?最後に趣味や休みのときの過ごし方を教えてください。

大川:私はつくば市ではありませんが茨城県出身で、茨城県を出たことがありません。マラソンが好きなので、コロナ禍でも変わらず日々トレーニングを積んでいます。モチベーションという意味では、この状況下で大会がないことは悲しいですけどね。山登りも好きで、3月には茨城県で一番高い山に登りました。皆さん、筑波山が一番高いと思っていらっしゃるようですが、茨城県で一番高い山は、栃木県・福島県にまたがる八溝山(1022m)だそうです。8月と9月にも登山に行きました。このコロナ禍で山は穴場です。密になりません!

平田:私は福井県出身でつくば市に住み始めてから11年になります。土地勘は未だにないです(笑)パズルが好きです。壊して何回も組み立てます!休みは公園やショッピングセンターにいきます。あっ、運動不足対策でショッピングセンターで車を遠くの駐車場にとめてたくさん歩くように工夫もしています。(笑)

山田: 私は土浦の出身で前職も地元でした。趣味は映画鑑賞です。といっても最近は惹かれるものがなく、あんまり観てないんですけど・・・。ジャンルは問わず好きなのですが何年か前の『ゼログラヴィティ』がおもしろかったです!

高橋:私は牛久市で、ずっとこの界隈にいます。ゴールデンウィーク、外出が難しいときに家のプチリフォームをしました。自分でできることを見つけてちょっとずつトライするのが趣味です。それから私もパズルが好きなのでお家時間は楽しめています。

お仕事でも、プライベートでも個性が光るユニークな意見を伺うことができました。皆さん楽しいお話をありがとうございました!
取材日:2020年10月12日