「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」は、気候変動による悪影響をできるだけ抑制・回避し、また正の影響を活用した社会構築を目指す施策(気候変動適応策、以下「適応策」という)を進めるために参考となる情報を、分かりやすく発信するための情報基盤です。

コラム「温室効果ガスを出す量は増えてきている」

2これまでの気候変動

様々な影響を引き起こす気候変動。
これまで、世界でも日本でも様々な気候変動がみられています。例えば……

①世界の気温が高くなってきている
②北極海域の氷が減ってきている
③日本でも、気温の上昇が続いている

①,③世界でも日本でも全体の気温が高くなってきています。つまり、夏も冬も暑くなってきています。
②氷におおわれている北極海の氷が、とけてきています。

ほかにも、海面水温の上昇や、雨の降り方の変化なども起きています。

コラム:温室効果ガスを出す量は増えてきている

人間が豊かになるにつれ、みなさんは車に乗ったり、エアコンを使ったりして電気を多く使うようになりました。同時に、温室効果ガスの排出量は増加してきました(図4)。
これは、図1の世界の気温上昇(地球温暖化)とよく一致しています。

図4.人間活動による温室効果ガス排出量の推移 図4.人間活動による温室効果ガス排出量の推移