「気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT)」は、気候変動による悪影響をできるだけ抑制・回避し、また正の影響を活用した社会構築を目指す施策(気候変動適応策、以下「適応策」という)を進めるために参考となる情報を、分かりやすく発信するための情報基盤です。

5適応策はすぐ近くにもある!

みなさんには、気候変動によって生じた影響、そしてこれから予測される様々な影響について知ってもらいました。
でも、みなさんは、これらの影響と被害をただ黙って受けいれるしかないのでしょうか?
いいえ、違います。そう、気候変動の影響に「適応」すればいいんです。
実は、適応策は身の回りでも既に取り組まれています。行政(国や地方自治体)が行うものもあれば、企業や個人が行えるものもあります。
もしかしたら、みなさんも知らない間に「適応」を行っているかもしれませんね。

ここまで見てみて、どんな気候変動の影響が生じても、「適応」すれば問題ないんじゃない? と考えている人もいるかもしれません。
それは少し正解で、大きく間違っています。確かに気候変動の影響への適応はしなければなりません。でも、もし適応する時間や技術がないほどに気候変動が速く進んだら……。
だから、気候変動の対策として、緩和と適応の両方が大切なんです。

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