家庭用雨水タンクの普及をはかり豪雨災害の緩和を目指す
株式会社日盛興産
業種:製造業/卸売業、小売業
掲載日 | 2019年1月11日 |
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適応分野 | 自然災害・沿岸域 |
会社概要
2007年より家庭用雨水タンクのネット通販サイト「TOKILABO(旧エコショップ節水村)」を運営。日本最大級の品揃えと、豊富な知識により、販売実績は10年間で40,000台以上。国内最大のシェアを誇る。また雨水活用を推進すべく、雨水ネットワーク、関西雨水市民の会などのボランティア活動を行う。現在、これまでの実績とノウハウ、そしてネットワークを元に自動洗浄機能を付加した新型雨水タンク「Rain Harvest」を開発、さらなる雨水活用の普及を目指す。
適応に関する取り組み
近年、ゲリラ豪雨と言われる局所的かつ短時間の豪雨による災害(都市型洪水等)が増えている。その対策の一つとして、各家庭に雨水を一時的にためる貯水槽を設けることで、河川流出の集中を緩和することができる。
多くの自治体が貯水槽設置に対する助成金を設けるなどして普及を推進しているが、利用者はごく限られた環境意識の高いユーザーがほとんどであり、一般市民の認知度は低く、緩和効果が期待できる程普及していないのが現状である。
そこで当社では、家庭用雨水タンクが、上述の都市型洪水の緩和以外にも、万が一の断水時の日用水の確保としても大変有効である点に着眼。貯めた雨水をキレイにする自動洗浄機能を付加した新型の雨水タンク「Rain Harvest」を開発し、いざというときに役に立つ防災用品として普及することで、結果として都市型洪水の緩和を目指す。
気候変動により、豪雨や台風の激化や、また水不足の発生が懸念される。家庭用雨水タンクの設置は、このような気候変動による影響に対しても有効な対策となる。
新型雨水タンクのイメージ図
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