【用語解説】温室効果ガス
温室効果ガス(GHG、 Greenhouse Gas)とは
- 太陽からの放射エネルギーを受けて地球は常に暖められていますが、その温度を適度に保つ役割を果たすのが温室効果ガスです。
- 温室効果とは、①太陽の光で暖められた地球の表面からのエネルギー(赤外線)が大気へ放出され、②このエネルギーを温室効果ガスが吸収し、③再度エネルギーを地球の表面に放出することで、大気を暖めていくことなのです。
- 地球全体の平均気温は約14℃に保たれていますが、温室効果ガスが全くなかったとすると平均気温は-19℃に低下すると推定されます。
- この温室効果ガスとして、CO2、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、フロン類などのハロカーボンなどがありますが、人間活動(火力発電、森林伐採など)により増加する温室効果ガスのうち大部分をCO2が占めています。

図 温室効果ガスの働き
- 出典
- 環境省HP「地球温暖化防止コミュニケーター」