6-5. 将来の気候変動影響(健康分野)

熱ストレス超過死亡者数への影響

  • 下の二つの図は、21世紀末の熱ストレス超過死亡者数の変化予測です。暖色になるほど現在よりも死亡者数が増加することを示しています。
  • 左下図は厳しい温暖化対策を取った場合(RCP2.6)、右下図は現状を上回る温暖化対策を取らない場合(RCP8.5)の予測結果です。
  • 気候モデルや排出シナリオ、予測期間の違いによる結果の変化はA-PLAT HPで確認してみましょう。

※熱中症に代表されるような暑熱にさらされることによって起こる影響を熱ストレスと呼び、死亡者数が最低となる気温を基準として、気温が高くなった場合に増加する死亡者数のことを熱ストレス超過死亡者数と呼びます。

出典
小野(2008)「地球温暖化と健康影響-熱ストレスリスクと熱中症-
本田・高橋(2009)「熱ストレスの健康影響」地球環境 Vol.14 No.2 257-262.

気候モデルMIROC5を使用
※画像は21世紀末の予測。出典:A-PLAT HP
※ここでは東京都の予測情報を例として掲載しています。