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アニメで見る「新しい生活様式」における熱中症予防

掲載日 2021年11月5日
分野 健康
地域名 近畿(大阪府大阪市)

気候変動による影響

大阪では地球温暖化に加えて、ヒートアイランド現象も相まって、この100年の間に平均気温が約2度上昇しています。その結果、熱中症による患者数の増加や寝苦しい夜の増加等、人の健康や生活環境への影響が顕著になっています。また、大阪では気温が35度以上になると熱中症による救急搬送者数が非常に多くなります。新型コロナウイルスの出現に伴い、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の「新しい生活様式」が求められており、気温の高い日が続く時期にこれまでとは異なる生活環境下で過ごすことが多くなり、例年以上に熱中症への対策が重要となっています。

取り組み

大阪市は全国で初めて、パソコンやスマートフォンで応急手当講習を体験できるアプリケーション「ボジョレーに教わる救命ノート」を開発しました(図1)。マスコットキャラクターの「ボジョレー」のアニメやゲームを通じて様々な病気や外傷の手当てが学べる仕組みになっています。このうちの1つのコンテンツとして、動画「アニメで見る『新しい生活様式』における熱中症予防」が2020年6月に公開されました(図2)。

この動画では、新型コロナウイルス感染症の予防にマスクが大切である一方で、マスクをしていると歩いているだけでも体温が上昇すること、マスクをしていると口の中が湿ったままで喉の渇きを感じにくくなることに言及し、普段よりこまめな水分補給を呼び掛けています。また、暑くて苦しい、めまい等の兆候を感じたら、すぐに人の少ないところでマスクを外し、水分を摂って休む必要性も訴えています。同時に、外出が少なくて暑さになれていないため熱中症に罹かりやすくなっており、汗をかく練習から始めることも勧めています。

効果/期待される効果等

動画を通じ、キャラクターの声と動きに合わせて応急手当の手順を進めていくので、大人から子どもまで楽しみながら学べます。応急手当は、高度な専門知識や技術がなくても、簡単な手順を知っておけばできるものであり、目の前の人が突然倒れた場合、救急車が来るまでの応急手当で命が助かる確率を高めることができます。熱中症に関しても、こまめな水分補給、暑さの回避、暑さに負けない体力づくりの3つを守り、コロナに負けない予防を行えるようになることが期待されています。

図1 「ボジョレーに教わる救命ノート」ホームページ
(出典:大阪市消防局 「ボジョレーに教わる救命ノート」 )

図2 「アニメで見る「新しい生活様式」における熱中症予防」の動画
(出典:大阪市消防局 「マスク着用時の熱中症に注意 〜感染症対策編〜」)

出典・関連情報
大阪市消防局 「マスク着用時の熱中症に注意 〜感染症対策編〜」(2020年6月8日公開)
https://www.youtube.com/embed/5SSyADsuOg8?rel=0&wmode=transparent
大阪市消防局 「ボジョレーに教わる救命ノート」
https://119aed.jp/bf_index.html
大阪市ウェブページ 「ボジョレーに教わる救命ノート」(2021年6月21日更新)
https://www.city.osaka.lg.jp/shobo/page/0000003636.html
大阪市ウェブページ 「暑い大阪の夏を快適に過ごそう」(2021年4月28日更新)
https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000353707.html

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